いつ SL MkIII MIDI クロックを受信すると(MIDI Clock Rx 設定がオンになっている場合)、テンポ画面に「外部」と表示されます。
テンポ値は最初は変動する場合がありますが、受信したクロック値に落ち着きます。キーボードは外部クロックに「追従」しているため、上記のロータリーコントロールを使ってテンポを変更することはできません。
もし、 SL MkIIIクロックが失われたり、クロック信号が停止したりすると、内部テンポに戻り、ロータリーノブを使用してテンポを調整できます。
クロックソースの変更は、トランスポートが停止しているときのみ可能です。シーケンサーが外部クロックに同期して動作しているときに信号が停止または失われた場合、ディスプレイに「Sync Lost(同期が失われました)」と表示されます。シーケンサーはトランスポートが停止するまでこの状態のままです。トランスポートの「Stop(停止)」ボタンを押すと、外部信号が利用可能な場合はシーケンサーは外部クロックに切り替わります。そうでない場合は、内部クロックを使用します。
その SL MkIIIのスイング機能は、MIDI ノートを数学的に正確な位置から移動し、より自然で人間的なサウンドを実現します。
その結果、より「スイング感」や「フィーリング」が増します。言い換えれば、アルペジオやパターンが硬く感じられる場合は、スイング感を加えてみてください。
スイングは、スイング同期レートの偶数拍を奇数拍に近づけることで機能します。例えば、「1-2-3-4-1」などの一般的なビートパターンでは、次のようになります。
グローバルスイングは20%から80%まで調整できます。デフォルトでは50%に設定されており、スイングは適用されません(つまり、リズムは変化しません)。50%を超えるとプラスのスイングになり、50%未満の場合はマイナスのスイングになります。