Launchkeyには、以下のコントロールが配置されています。本章ではこれらの機能について解説します。
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フェーダーおよびフェーダーボタン
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エンコーダー
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パッド
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トランスポートおよびワークフローボタン
Launchkeyのエンコーダーは、8つのモードを備えます。モードを変更するには、Shiftボタンを押しながらパッド1~8を押します。
一部のモードは、DAW使用中にのみ利用できます。詳細は、お使いのDAWに関する章をご参照ください。
以下のエンコーダーモードを利用可能です。
ドラムパッド番号 |
モード |
利用可否 |
---|---|---|
1 |
Plugin |
DAWモードのみ |
2 |
Mixer |
DAWモードのみ |
3 |
Sends |
DAWモードのみ |
4 |
Transport |
DAWモードのみ |
5 |
Custom 1 |
常時 |
6 |
Custom 2 |
常時 |
7 |
Custom 3 |
常時 |
8 |
Custom 4 |
常時 |
使用中のエンコーダーモードのパッドは、明るいピンク色に点灯します。利用可能なその他のモードは、薄いピンク色に点灯します。利用できないモード(DAWが実行中でない場合など)のパッドは点灯しません。
エンコーダーモードを選択すると、選択したモード名がディスプレイに一時的に表示されます。
カスタムモードを選択すると、Novation Componentsで設定した名称がカスタムモード名として表示されます。詳細は、Novation Componentsとは?をご参照ください。
Launchkeyは4つのカスタムモードを備え、任意のMIDIメッセージをエンコーダーで送信できます。各エンコーダーが送信するMIDIメッセージは、 Novation Components で設定可能です。
カスタムモードでエンコーダーを回すと、送信中のパラメーター名と値がディスプレイに表示されます。パラメーター名はComponentsで設定できます。パラメーター名が未設定の場合は、MIDIメッセージの送信先(例:CC22)がディスプレイに表示されます。
エンコーダーのカスタムモード名(デフォルト)。 |
カスタム名が付けられたエンコーダー。 |
各カスタムモードでは、2つのページを切り替えることができます。ページを切り替えるには、エンコーダーの右側にあるバンク切り替え(∧/∨)ボタンを押します。
デフォルトのページは1です。ページ1では、次ページへのバンク選択ボタンのみが点灯し、ボタンを押すことでページ2が選択できることを示します。ページ2では前ページへのバンク選択ボタンのみが点灯し、ページ1に移動できることを示します。
エンコーダーページを切り替えると、現在のページがディスプレイに一時的に表示されます。
Launchkeyのパッドは、8つのパッドモードを備えます。パッドモードを変更するには、Shiftボタンを押しながらパッド9~16を押します。
一部のモードは、DAW使用中にのみ利用できます。詳細は、お使いのDAWに関する章をご参照ください。
デフォルトのモードはドラムモードです。以下のパッドモードを利用可能です。
ドラムパッド番号 |
モード |
利用可否 |
---|---|---|
9 |
DAW(一般的なDAWコントロール参照) |
DAWモードのみ |
10 |
常時 |
|
11 |
User Chord |
常時 |
12 |
常時 |
|
13 |
常時 |
|
14 |
常時 |
|
15 |
常時 |
|
16 |
常時 |
最後に選択したモードのパッドが明るい青色に点灯します。利用可能なその他のモードは、薄い青色に点灯します。利用できないモードは点灯しません。
パッドモードを選択すると、対応するコントロール名とモード名がディスプレイに一時的に表示されます。
DAWパッドモード。 |
カスタム名が付けられたカスタムパッド・モード。 |
カスタムモードを選択すると、Novation Componentsで作成した名称がカスタムモード名として表示されます。詳細は、 Components をご参照ください。
ドラムパッドモードを選択すると、パッドがMIDIノートをトリガーします。デフォルトでは、パッド上のノートはC1~D#2(左下から右上に向かって)に配置され、MIDIチャンネル10に設定されています。
ドラムモードでは、DAWのコントロール中はパッドがトラックの色に点灯します。DAWのコントロールが行われていない場合、パッドは薄い青色に点灯します。
Launchkeyは4つのカスタムモードを備え、任意のMIDIメッセージをエンコーダーで送信できます。各エンコーダーが送信するMIDIメッセージは、 Novation Components で設定可能です。
カスタムモードを有効にすると、Componentsで設定したカスタムメッセージがパッドから出力されます。
カスタムモードでパッドをタップすると、現在のパラメーター名と値がディスプレイに表示されます。パラメーター名はComponentsで設定できます。パラメーター名が未設定の場合は、MIDIメッセージの送信先(例:CC21)がディスプレイに表示されます。
Launchkeyのフェーダーは、5つのモードを備えます。モードを変更するには、Shiftボタンを押しながら左側の5つのフェーダーボタンから目的のモードに相当するボタンを押します。
一部のモードは、DAW使用中にのみ利用できます。詳細は、お使いのDAWに関する章をご参照ください。
フェーダーボタンの機能は、フェーダーモードに追従します。
デフォルトのモードはカスタムモード1です。選択できるフェーダーモードは以下の通りです。
フェーダーボタン番号 |
モード |
利用可否 |
---|---|---|
1 |
Volume |
DAWモードのみ |
2 |
Custom 1 |
常時 |
3 |
Custom 2 |
常時 |
4 |
Custom 3 |
常時 |
5 |
Custom 4 |
常時 |
Launchkeyは4つのカスタムモードを備え、任意のMIDIメッセージをエンコーダーで送信できます。各エンコーダーが送信するMIDIメッセージは、 Novation Components で設定可能です。
カスタムモードを有効にすると、Componentsで設定したカスタムメッセージがフェーダーから出力されます。
カスタムモードでフェーダーを回すと、送信中のパラメーター名と値がディスプレイに表示されます。パラメーター名はComponentsで設定できます。パラメーター名が未設定の場合は、MIDIメッセージの送信先(例:CC 21)がディスプレイに表示されます。
フェーダーのカスタムモード名(デフォルト)。 |
カスタム名が付けられたフェーダー。 |
フェーダーボタンは、フェーダー・カスタムモードに追従して変更されます。カスタムモード時のフェーダーボタンはフェーダーと同様、Componentsで設定したメッセージを出力します。
カスタムモードでフェーダーボタンを押すと、対応するパラメーター名と値がディスプレイに表示されます。パラメーター名はComponents で設定できます。パラメーター名が設定されていない場合は、MIDIメッセージの送信先(例:CC 21)がディスプレイに表示されます。
パラメーターが未設定のフェーダーボタンを押すと、ディスプレイに「No Control」と表示されます。
フェーダー・ボタンのカスタムモード名(デフォルト)。 |
カスタム名が付けられたフェーダーボタン。 |
ヒント
ディスプレイに表示されるカスタム名は16文字までです。設定したカスタム名が適切であることをご確認ください。